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2025 11,11 07:49 |
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経常収支比率で、財政の弾力性(財布のゆとり)がわかる。
言い換えるなら「毎年決まって入ってくる収入」のうち「毎年決まって出ていく支出」がどのくらいの割合を占めているかを示すもの。 この比率が90%以上であれば、財政が硬直化している。 言い換えるなら、決まった出費で収入のほとんどが消えてしまっている状態。自治体の場合、新しい道路の整備や福祉サービスの拡充といった新規事業を行う財源的な余力が少なくなっている。 この比率が70~80%であれば、財政に弾力性がある。 自治体はこの程度であることが望ましい。 令和5年度の場合、埼玉県で財政に最もゆとりがある自治体は長瀞町(77.9%)。逆に最もゆとりがないのは(意外にも?)川越市(99.8%)。 長瀞町の財政力指数は0.36と国からの交付金頼みであるが、使い道にはゆとりがある状態。 一方で川越市の財政力指数は0.94でかなり自前で賄えているが、使い道にゆとりがないことがわかる。 経常収支比率が70%台の自治体は長瀞町のみ。 80%台の自治体は19(5市、14町)。 90%台の自治体は43(34市、8町、1村)。
ピンクは市、緑は町村。 元データ(Excel) 総務省トップ > 政策 > 統計情報 > 地方財政状況調査関係資料 > 決算カード > 令和5年度市町村決算カード>埼玉県 PR |
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2025 11,09 20:06 |
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財政力指数でわかることは、収入と支出のバランス。
1より大きければ財政的に安定しており、 1より小さければ国からの支援に頼らねばならない。 全体では1.19(戸田市)~0.18(東秩父村)とばらつきが広い。 財政的に安定しているのは、戸田市、三芳町、和光市、八潮市。 戸田市はボートレース場があるおかげか。 最も不安定なのは東秩父村で0.18。 比較的安定しているのは「市」に多いが、例外は秩父市。0.55で全体でも54位と下のほう。 1台 4自治体(6.3%)(市3、町1) 0.9台 6自治体(9.5%)(市6、町0) 0.8台 15自治体(23.8%)(市13、町2) 0.7台 19自治体(30.2%)(市14、町5) 0.6台 6自治体(9.5%) (市3、町3) 0.5台 5自治体(7.9%) (市1、町4) 0.4台 3自治体(4.8%) (市0、町3) 0.3台 4自治体(6.3%) (市0、町4) 0.2台 なし 0.1台 1自治体(1.59%) (市0、村1) ランキングは以下の通り。 同位の場合は経常収支比率(支出のうち使い道が決まっている割合)で比較した。 ピンク色は「市」、緑色は「町」あるいは「村」。
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2025 11,07 11:19 |
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https://www.youtube.com/watch?v=xNDj9__J0uA
【ソース】 総務省が2025年に発表した財政力指数 (同位の場合は経常収支比率で比較) 財政力指数:自治体のお金の強さを示す。 1.0を下回ると国からの支援が必要となる。 財政力指数:基準財政収入額/基準財政需要額(過去3年間の平均値) 経常収支比率:支出が確定しているお金の割合 経常収支比率(%)=経常的経費(人件費、物件費など)/総収入*100 ===================== 順位 自治体名 財政力指数(経常収支比率) ===================== 10位 秩父市 0.55 9位 鳩山町 0.51 8位 神川町 0.48(83.7%) 7位 横瀬町 0.48(84.8%) 6位 越生町 0.46 5位 皆野町 0.38(84.7%) 4位 ときがわ町 0.38(95.4%) 3位 長瀞町 0.36 2位 小鹿野町 0.30 1位 東秩父村 0.18 村の存続自体が危ぶまれている 全体的に山側(西側)の自治体が多い。 【考えられる要因】 ・山が多い ・自治体内に鉄道の駅がない ・産業基盤が弱い ・観光地ではあるが宿泊客の受け入れ施設がない など 経常収支比率で比べるとどうなるのだろ? ときがわ町が第1位になったりして・・・ |
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2024 08,23 08:00 |
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2024 08,22 08:00 |
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筆者が住んでいる埼玉県にスポットを当ててみたところ、面白い結果になった。
総面積: 39位=全国9番目の狭さ 可住地面積: 19位、意外と健闘 可住地率: なんと、全国2位の68.5%! 【結論】 埼玉県は狭いが、 人が住める場所は全国2番目に広い! 秩父、どこ行った・・・?(笑) |
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